「特別な装いじゃなくていいんです。いつもの自分で、穏やかな一枚を残したい。」
そう話してくださったのは、70代のお客様。選ばれたのは、普段通りの白シャツ。清潔感のあるスタイルが、ご本人の誠実さと優しさを自然に映し出していました。
ご家族の中でも写真好きだったというお話から、「最後に残す写真こそ、自分らしいものでありたい」とのご意志を強く感じました。
フォトグラファーとの対話を重ねながら、表情や光の角度まで丁寧に調整し、飾らない笑顔が印象的な一枚が完成しました。
「この写真なら、みんな安心して笑ってくれるかもしれない」
そんなあたたかな言葉とともに、未来に向けての準備をされたお姿がとても印象的でした。
